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空手で多い怪我の種類とは?予防をしてうまく付き合う方法

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空手で一番つらいのは、怪我をした時ですよね。

特にスパーリングと試合の時が一番怪我をしやすいですね。

怪我をすると仕事にも支障をきたすかもしれませんし、稽古も行かない⇒辞めるという負の連鎖にもつながりかねません。

昔、指導員の先生が『空手は、武道ですから怪我はします。怪我と上手く付き合いながら稽古をしていきましょう!』と言われました。

当時は、あんまりピンときませんでしたが、今は理解できます。

私は、今でも試合で突き指などは日常的にありますし、スパーリングで膝蹴りをアバラにもらってしまって、稽古後に車で帰宅するときにハンドルが握れなくて泣きそうになりながら帰った事など苦い思い出があります。

先輩なんかもスパーリング中に骨折して救急車で運ばれたことも・・・・(私が入会する前のお話です)

怪我は怖いですね!

今回は空手で多い怪我の種類を確認して、予防について考えて、ケガと上手く付き合う方法をお話していきたいと思います。


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それでは、最初にどこの部位に怪我が多いか発表しますね。

空手での負傷部位について


空手での負傷部位について:国際空手道連盟極真会館 医事員会より参照
第1位:足(49%)
全体の半分を占めていますね。特に蹴りの練習時の足の指の負傷が多いようです。
第2位:手(28%)
突きを入れる時や蹴りを払う時の手の指の負傷が多いようです。
第3位:顔(13%)
手術を伴うケースもあるようです。
第4位:胸(10%)
蹴り、突きを受けたとき肋骨を負傷するケースがあるようです。
参照先:国際空手道連盟極真会館医事委員会



1位の足の指は、私も結構突き指します。
特に前蹴りをするときに、中足を返して蹴るのですが、上手くできずに、足の指が、当たってしまうパターンです。蹴りこんで何回も何十回もやっていると慣れてくるそうです。
世界トップレベルの達人は言われていました。

2位の手ですが、私もというか皆さんも多いのではないでしょうか。
突きをするときに当たり所が悪くて親指を突き指してしまいます。

3位の顔ですが、私の経験からでは、あんまり上段は蹴られないのですが、相手の上段回し蹴りをもらった時に、相手の指の爪が長くて(短く切って!と指導されているのですが)詰めが刃物みたいになって顔が切れて血が出るというパターンです。
蹴られる方が悪いんですけどね。

4位の胸ですが、私は的が大きいので、胸パン(チ)をたくさん喰らいます。胸ってお腹と違ってなかなか回復しないんですよね。また、膝蹴りで胸をやられることもあります。

あばら骨が折れることは稀ですが、息ができなくなったことは何回かあります。

次にどんな種類があるか発表いたしますね。

空手での負傷の種類について


空手での負傷の症状について:国際空手道連盟極真会館 医事員会より参照
第1位:骨折(41%)
第2位:打撲(19%)
第3位:裂傷(12%)
第4位:捻挫(11%)
参照先:国際空手道連盟極真会館医事委員会

1位の骨折というのは、私の周りではあんまり聞かない話です。

もっとレベルの高い全日本クラスの選手層が練習でなるケースが多いのでしょうね。

以下の動画は実際の試合の動画です。痛そうですよね。

  

私のような壮年部や少年部などでは、稽古の日数や稽古内容も選手層に比べて少ないですし、軽いメニューなのであまり大きな怪我はないです。

2位の打撲は、しばしばあります。

私の場合ですが、壮年部の試合の時で張り切りすぎて、おわったら、拳が真っ青になってることがあります。

スパーリングでも当たり所が悪いと打撲することがありますね。

3位の裂傷はあんまり聞いたことがありません。4位の捻挫は、足首などが良く聞きます。

私の中では断トツに打撲が多いです。


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それでは、どんな時に怪我をしやすいのかと言いますと、蹴りを受ける時と蹴りを入れる時、突きを入れる時と突きを受ける時です。

これだけしかないですからね。それでは、予防するためのグッズについてお話を致しますね~


怪我予防のためにすべきこと


怪我予防でこれだけは、やらなければならない3つを記載しました。
  • 稽古前と稽古後に準備運動

  • 筋力アップを図ること

  • 防具やテーピングを準備する


それでは、一つずつ説明していきますね。


稽古前と稽古後に準備運動


稽古前の準備運動はとても大事です。特にストレッチなどみっちりやっておきましょう。稽古が始まったら、準備運動がありますけど、それでは不十分です。

一番良いのは、ちょっと汗が出るくらいの運動です。

私の場合ですが、柔軟運動のあとに、シャドーを軽く行います。

汗が出ていると、体が温まっているということなので、関節などの可動域も広がりますし、実感として体が軽快に動く感じもするのでケガもし難いかと思います。

稽古後の運動は、いわゆるクールダウンです。

ここでも柔軟運動や軽くシャドーを行います。指導員の先生曰く、『稽古後にクールダウンすることにより、溜まった乳酸を出すこと、筋肉の繊維のケアにより怪我予防になる』とのことです。


私は、稽古後にプロテインも飲んでいます。飲むのと飲まないのでは、翌日の疲れが全然違いますよ。




筋力アップを図ること


ハガネのような体であれば、怪我はしにくいですよね。

北斗の拳に出てくるハート様は脂肪だらけで、技が効かないと言ってましたが、そんなことはありません。

脂肪を付けるより、筋肉をつける方が全然予防になりますよ。

これはすぐにできることではないですから、少しづつ筋力トレーニングをしていきましょう。

突きや蹴りの攻撃から身を守るのは脂肪ではなくて、筋肉です。

筋肉が付けば予防にもなるし攻撃力も爆発的に上がりますからね。

良いことだらけですね。あとはやるべしです。(自分に言い聞かせています)


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防具やテーピングを準備する


スパーリング時には必ずサポーターを付けてくださいね。

拳サポーター・膝サポーター・足サポーターはマストですよ。

それプラスで、手首をグキッとやっちゃう方は、手首にチョッときつめのテーピングをおすすめします。

これで手首が固定されて、グキッとなりにくいですから。

足首の捻挫は、アンクルサポーターがおすすめです。新極真では、サポーターは、上記の3種類(拳サポーター・膝サポーター・足サポーター)は必要です。

それ以外であれば、足首用のサポーターもつけてみてください。

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このサポーターは、高校生のバスケなどでも使用されていて評判が良いサポーターです。

足首ガッチリで捻挫にも強いです。





まとめ


いかがだったでしょうか?

空手で一番怪我する箇所は、足です。また、どんな時に怪我をするかと言えば、蹴りを受ける時と蹴りを入れる時、突きを入れる時と突きを受ける時です。

ですから、
  • 稽古前と稽古後に準備運動

  • 筋力アップを図ること

  • 防具やテーピングを準備する


は、必須のポイントですから、是非気を付けてくださいね。

それでは、怪我と上手く付き合ってくださいね。

押忍!!



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