どうも、バカがつくほどの壮年空手です。
先日、スパーリングで、黒帯の先輩に脛ローを決められてしまい、2週間経っても痛みが引かないのですが、その代わりに家族が引いています。(笑)
本日は、フルコンタクト空手の中でも、威力がある膝蹴りについて深堀していきたいと思いますね。
膝蹴りというのは、KO率も高いですし、破壊力(威力)も半端ないぐらいに、凄く高いですから、出来るようになれば、試合で使えればアドバンテージになりますし、不利な局面でも使えるれば、起死回生の一発にもなりますので、是非マスターしたい技ですね。
壮年部の方や習い始めた方で、試合で活かそうと思っている方が対象ですので、上級者の方は、知っておられる内容ですので、ご容赦ください。
膝蹴りの5つのポイント
- 膝の内側で当てる
- 軸足を固めて腰を入れる
- 前に刺すイメージ
- コンビネーションからの流れで
- 顔面カバーを忘れない事
それでは、詳細をお話していきますね。
1.膝の内側で当てる
膝蹴りでどこを当てるかと言うのは、いろんなパターンがありますので、どれが一番良いか実際やってみないと分からない部分ですが、私が一番しっくりくる箇所は、膝の内側です。
お勧め動画がありますので、参考にどうぞ!
上記の動画のように、極真拳武會の東海林先生や白蓮会館の福地先生も同じことを言われています。
僕の経験ですが、膝の皿頭を当てる場合は、真っ直ぐに当てないといけませんよね。
そうなれば、相手の肘がガードしたときに肘に当たりやすくなり、ケガしやすくなる可能性があります。
膝の内側を当てる意識になれば、膝の軌道が少し斜めになることもあり、肘の外側に当たってもそんなに痛くありません。
2.軸足を固めて腰を入れる
膝蹴りでよくやってしまう失敗は、膝を上側に突き上げるパターンなんですよね。
膝を上側に突き上げてしまうと、力が真上に行き、相手を効かすことができません。
膝を上側に突き上げないで、相手に当てるには、『軸足を固定して腰を入れる』です。
腰を入れて、へそを突き出すイメージがグッドです。
私もスパーリング中に、上側に突き上げる膝蹴りをして、相手に効かせられないことがありますが、そうならないようにするためには、打ち込みで相手にミットを持ってもらって、膝蹴りの練習をしたり、自分の家でシャドーで空蹴りで膝蹴りをするなどして、感覚をつかむようにしてみるのが、良いですよ。
3.前に刺すイメージ
膝蹴りの力のベクトルを相手に当てるには、へそを出して、前に突き刺すイメージが大切です。
その時、軸足はのカカトは、浮き上がっているほど、推進力は大きくなっているハズです。
思いっ切り、突き刺すのであれば、カカトは浮かし、へそを出して腰を前に出す感じです。
これが、一番力が伝わるパターンです。
若手の全日本大会に出場するような選手がやる膝蹴りが上記のような膝蹴りです。
壮年であれば、そんな勢いをつけると動きがバレてしまいがちになりますので、私はカカトまで上げて膝蹴りはしておりません。
前に突き刺すイメージは描きながら蹴っています。
4.コンビネーションからの流れで
スパーリングなどでいきなり膝蹴りをやってもかわされるだけですねよね。
よけられて、カウンターが打たれるのが、普通ではないでしょうか。
スパーリングでそうですから、試合では尚更、ディフェンスされてカウンターが飛んできますよね。
ということは、以下にバレずに膝蹴りを打って行くかということなんですけども、コンビネーションから膝蹴りを出す方がよけられる確率が減少します。(自分調べ)
私の場合ですが、基本的なコンビネーションである突きのワンツーです。
ジャブ・ストレートからの膝蹴り。
これが最も自分がやりやすいパターンです。
もっと上級者になれば、いろんなパターンのコンビネーションを持っていると思いますが、まずは、ワン・ツーから始めるのをお勧めします。
イキアゲの時でも、ワンツーからの膝蹴りを練習してみたり、自主練などでシャドーをされるのであれば、ワンツーからの膝蹴りも相手を想定しながら、繰り出してみてください。
スパーリングで出来ても試合ではなかなかできないものですよね。
私もスパーリングで膝蹴りを何回も練習していたのですが、試合で出せるようになるまでに1年くらいかかりました。
それくらい、試合では余裕が無いですし、相手との兼ね合いもありますから、自分のコントロールが難しいです。
5.顔面カバーを忘れない事
最後は、ある意味一番重要なのかもしれません。
全ての攻撃においてに共通することですが、顔面カバーを忘れないようにお願いいたします。
技を出した時にカウンターで狙われる可能性があります。
上級者ならもちろんですが、壮年部の方でも、上段回し蹴りを蹴ってくる方はたくさんおられます。
自分が攻撃しようとした時やカウンター狙いで、上段を狙われますからしっかりガード。
私の場合ですが、同年代のシニアの方にスパーリングで何回も上段回し蹴りを喰らったり、胴廻し回転蹴りも浴びたこともあります。
ですから、油断は禁物ですので、顔面ガードを忘れないようにしましょう!(自分も含めて言っています)
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まとめ
いかがだったでしょうか?
膝蹴りについてのポイントでしたが、膝の内側で当てる⇒軸足を固めて腰を入れる⇒前に刺すイメージ⇒コンビネーションからの流れで⇒顔面カバーを忘れない事です。
あとは、自主練やスパーリングでしっかり、練習しないと難しいですよね。
さらなる高みを目指して頑張っていきましょう!
押忍