そろそろ50歳になろうかという五十路(イソジ)の空手バカです。
数日前に試合に出て、腿を蹴られて、歩くのがしんどい今日この頃です。
会社では『どうしたんですか?』と言われ、『いやあちょっとね』というのが精一杯です。
私がなんでこんなキツイことをやるのかと言えば、いつかは、黒帯になりたいからです。
極真空手の黒帯というのは、独特です。
ところが最近ネットなどで極真空手は弱いとか言われてるみたいですね。匿名の人が言われてるので無視すればよい話です。
しかしながら、この前友人に『極真ってホント強いの?ホンマはそんなに強うないんじゃないの?』とか言われてしまい、世間の反応もそうなのかと思いました。
今回は、極真がどの程度の強さなのかをご説明していきたいと思います。
まず最初に極真の稽古を習い始めたばかりなら、比較にならないのでいわゆる黒帯(初段)の場合に限ってお話させていただきますね。
まず最初に、
目次
極真空手の黒帯とはどのように稽古したら取れるのか?
というのを説明いたします。
詳しくは、以下のリンクを見てもらえれば分かるのですが、
極真空手で黒帯(初段)まで何年かかるかレポートします!
だいたい、黒帯を取得するには、5~7年は、週3回以上まじめに稽古に出ないとなかなか難しいです。
なかなか継続的に稽古をするのは、並大抵ではありません。
私の黒帯を締めておられる方のイメージとは
- 一般常識があり、空手の指導ができる方
- 空手の組手が強い方
- 空手の技が上手い方
- 根性がある方
という感じです。それでは、順に説明していきますね。
一般常識がある方
ここは、さらっといきますが、黒帯の方は常識人です。
各支部によっても変わりますが、だいたい少年部から空手をやっても、20歳前後で社会人としての常識があり分別が付くようでないと昇段審査を受けさせてもらえないような感じです。
また、空手の指導ができないとけません。黒帯の方はきちんとした空手の理論をお持ちで、声も大きく指導しておられますね。
空手の組手が強い方
これは、茶帯ですらそうですが、組手が強いです。
稽古のスパーリングでも、本気を出さず軽くやってる感じですが、一つ一つの技が早くて重いです。スタミナも半端ないです。
県大会レベルの試合に出場しても一回戦負けはあんまり見かけません。(相手が強かったら負けますけど・・・)
空手の技が上手い方
やはり、黒帯ともなると柔軟性もあり、足が上がるので、上段回し蹴りや上段後ろ回し蹴りなどができます。
華麗な技ができる方が多いです。例えば、これです!胴回し蹴りです。
カッコいいですよね。私もこんな技ができるようになりたいですね。
根性がある方
黒帯を取得した方は、いろんな意味で根性があります。
まず、根性が無いと継続して5~7年空手の稽古を続けて修練することはできないですよね。
また、強い指導員や先輩に稽古時にやられても、やられても立ち向かっていく勇気は根性が無いとできないですから。
次にイメージでなくて実際のお話をさせて頂くと、
黒帯の方のあるあるについて
- 黒帯になると警察に届けるってホント?
- 黒帯の昇段試験って10人と戦うの?
- 顔面パンチが禁止だから、顔面攻撃に弱いの?
黒帯になると警察に届けるってホント?
これは、タダの噂です。警察に届けることはありません。
これって極真の黒帯の方は法律上凶器扱いになるという都市伝説的な話から、このような噂になるのでしょうね。
但し、昔の話ですがこのような話があります。
極真空手で世界大会にも出場した有名な選手が、絡まれて自分の道場に連れていき、話を聞こうとしたら向こう側の一人が道場に合った、鉄アレイを持って殴りかかったので、思わず掌底をお腹に入れたら、内臓が破裂したとか・・・
その後裁判になりましたが、正当防衛は、認められなかったとか。
その選手は普通の黒帯ではなく世界レベルの選手ですから、まさしく凶器扱いですよね。
空手の有段者が喧嘩したら大変なことになるかもしれないですね。
それについての記事がありますので興味のある方はどうぞ!
空手の有段者が喧嘩したら重罪なの?警察に登録ってホントなの
黒帯の昇段試験って10人と戦うの?
これは、事実で茶帯の昇級試験は、1分間×5人組手(試合)で黒帯の昇段試験は、1分×10人組手です。
相手は、弱い相手ではなくほとんどが黒帯の先輩です。
これは本当にきついです。
だいたいですが、昇段試験の組手ではだいたいアバラ骨か胸の骨がやられる(骨折又はヒビ)そうです。
実際私も昇段試験を受けた方から直接二人から聞きました。
ほんと、ヤバいですね。それを耐え抜いた漢だから、黒帯になれるんですね。
普通の方では無理ですし、心・技・体が一体です。
顔面パンチが禁止だから、顔面攻撃に弱いの?
これはよく言われるんですが、確かに慣れていません・・試合でも顔面を殴られると減点とか注意になります。
実際にもし仮に街で相手と実践になった場合(黒帯の方は普通しません)、相手側が顔面をパンチで攻撃したとしても、基本的な稽古で、顔面はカバーしているので、がっつり顔面カバーすると思います。
また、相手がよほどの達人でなければ、うまく交わして、ローキックです。(少し妄想入ってます)
まとめ
極真にかじっている人間が、説明するのでひいき目になるのは、ご容赦していただきたいのですが、極真で黒帯を取得するのは並大抵ではありません。
また、極真以外でも空手の有段者は強いはずですね。
ネットで言われているように、極真が弱いとかというのは違うと思いますね。
一度、稽古でも試合でも生で見てみれば、変わるのではないでしょうか。
弱くないことが分かってもらえるのではと思います。