空手の稽古中で帯がほどける時ほど、恥ずかしい時はないですよね。
毎回毎回、きちんと帯をきつく締めているのに、スパーリングとか激しい動きをしたら、帯がほどけるときがあります。
少年部、一般部、壮年部問わずどの道場生でも起こりますね。
でもきちんと帯を締めたらほどけにくくなります。
また、帯をきれいに締めたら、カッコいいし、強そうですよね。
以前、こんなことがありました。
道場の稽古にたまたま帯を忘れた茶帯の先輩がいました。
そのことを指導員の先生に言うと『道場に余っている白帯をつけて下さい。その代わり、今日の稽古は、一番後ろに並んでください。』と言われました。
稽古時の並びかたは、黒帯⇒茶帯⇒緑帯⇒黄帯⇒青帯⇒オレンジ帯⇒白帯の順番で白帯の道場生は一番後ろになるのがルールです。
ほんとは、茶帯なのに帯を忘れると白帯になって、一番後ろなんだと驚いたと同時に、帯の大切さを知りました。
空手の帯の詳細については、これを参照ください。
手の帯の色は何色あるの?各流派の帯色をキッチリ解説!
今回は、そんな大切な帯のカッコいい締め方とほどけにくい締め方をご紹介致します。
但し、帯の締め方の正解はないので自分にあった帯の締め方をマスターしてくださいね。
帯をキレイに締めるポイントは、
一本縛りにすると帯がきちんと重なって美しい!
簡単にはほどけない締め方
下に垂れる帯の長さは均等に!
最後の手段は帯止めをつけよう!
一本縛りにすると帯がきちんと重なって美しい!
一本縛り(一本結び)にすると、帯がきちんと重なって美しいですね。一番オーソドックスな結び方です。
試合で強い選手は帯の締め方もカッコいいですね。茶帯や黒帯で変な以下の画像のような2重線になってるような締め方はしていません。皆さんも気を付けておびを締めましょう。
簡単にはほどけない締め方
簡単には、ほどけません。但し帯が長くないと難しいです。簡単にはほどけないので子供さん向きです。
私の場合はウェストが大きいので、この結び方は難しいです。ウェストの細い方向きか子供さん向きです。
下に垂れる帯の長さは均等に!
帯を締めて後ろから見ても、一本線になったらカッコいいですね。
最後のチェックポイントがあります。それは、垂れの長さが均等かどうかです。
均等でないとカッコ悪いですからね。下の画像のおじいさんは、帯の長さが左右で長さがちがいますね。
長さは均等でないとカッコ悪いので気をつけましょう!
最後の手段は帯止めをつけよう!
どうしても上手く帯を締められない方は帯どめを使いましょう!
試合会場で少年部(小学生)の組手や型の試合で時々見かけます。帯がほどける人は帯止めを使うと効果的です。
帯がほどけません。
私も購入しようかと考えましたが、大人で帯止めしている人はほとんどいないので、やめました。
少年部の子は、帯止めをしている子は、たくさんいますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
帯の締め方ですが、そう簡単に上手くはなりません。
何回も何回も練習したらきれいな締め方ができるのでぜひ頑張ってください。
私の指導員の先生が『帯や道着は空手に必要な道具なのできちんと管理できないとダメです。
きちんと管理できない人は絶対に強くならない』と言われました。
確かに物を大切にしないといけないと今更ながら、教育してもらってます。
皆さんもきちんと帯の締め方を練習してきちんと稽古も練習してがんばりましょう!
押忍!