空手

空手の流派で最強なのはどこ?現役空手家がガッツリ検証

更新日:

格闘技にはいろいろな種類の格闘技がありますよね。

私は、アラフィフになり、空手を始めたシニア空手家です。

中年になって空手を稽古するのって正直しんどいですね。

でも心身がリフレッシュされるし、生活に張りがでるので素晴らしいスポーツですし、武道です。

格闘技である以上、『強い弱い』は、永遠のテーマですが、空手は攻撃力やディフェンス力について抜群の優位性があり、破壊力もあるので格闘技の中で空手は立ち技で最強と私は信じています。

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そんな空手ですが、多くの流派に分かれていることはあなたもご存知かと思います。

大きく分けても、蹴りや突きを相手に当てない「ノンコンタクト空手」と、相手に当てる「フルコンタクト空手」があり、それぞれがさらに細分化して多くの流派に分かれています。

じゃあどこが一番強いんだろ? って当然思いますよね。(#^^#)

ということで、現役空手家である私が、これまで見て感じてきたことに加え、さらに徹底的に調べて、空手No.1最強流派を結論づけます!!

私の個人的な私見ですから、ツッコミたいことになるかもしれませんが、ご了承くださいね。(批判コメントは要りませんので)

さて、それではまず、大きな区分けである「ノンコンタクト空手」と「コンタクト空手」、どっちが強い?
ここから検証していきますね。


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それでは、順に説明していきます。

ノンコンタクト空手vsフルコンタクト空手 どっちが強い?

空手を習ったことがある方はご存知ですが、知らない方のためにおおまかに説明しますと、以下の2大流派があります。

空手の種類は大きく分けて以下の二つになります
 

  • フルコンタクト空手


  • ノンコンタクト空手


  •    

ノンコンタクト空手の強みと弱点

ノンコンタクトとは、いわゆる寸止め空手で、蹴りや突きは、相手に当てないルールです。

実際は当てるんですが、そのあと、腕を引く動作が必要です。

いわゆる伝統空手というもので、特徴として稽古では型の練習が多く、競技大会もそれほど多くないですし護身術として体系が確立されています。




ノンコンタクト空手の詳細が知りたい方は、こちらをどうぞ!
空手流派の一覧とその特徴!あなたのお子さんにピッタリなのは?

ノンコンタクト空手の特徴を以下で説明いたします。

強みな点
  • パンチ(突き)のスピードが速い

  • ピョンピョンはねる


  • パンチ(突き)のスピードが速い
    確かに突きのスピードが速いです。
    ⇒ですがフルコンタクト空手で腹叩きで鍛えているので、突きはほとんど効かないです。

    ピョンピョンはねる
    これは間合いを取ってるのでしょうが、間合いを早くして攻撃してポイントとるというのがノンコンタクト空手です。


    弱点

      • 重心が安定してない

      • 技のコンビネーションが無く単打が多い


      重心が安定してない
      試合を見ると分かりますが、重心が安定せずに攻撃しています。
      ⇒攻撃後に転倒しまくりです。
      実戦では転倒すると命取りになる、というのは喧嘩慣れした中学生でも分かりますよね。
      ⇒マウントされて防御できない状態で顔面をボコボコにされる、あるいは蹴りを連打されますね。

      技のコンビネーションが無く単打が多い
      中段突き⇒重心がずれる⇒転倒しそうになる⇒中断
      こんな感じです。

        



      空手で有段者の芸能人の方もたくさんいます。紹介していますので興味のある方はどうぞ!
      空手の有段者の芸能人ってどんな人がいるの?11人をご紹介します!



      フルコンタクト空手の強さと弱点


      直接打撃制の空手です。寸止め空手とは違います。相手に直接突きや蹴りを入れていく空手です。

      殴られたり蹴られたりするので、超痛くて、腫れや痛みはなかなか治りません。

      稽古練習でも痛いですが、試合はお互いが本気になるので当分痛みが引かない時があります。

      実際私が所属している新極真会で先日全日本大会がありました。私の先輩(歳は私よりも20歳くらい若い)が出場しましたが、試合途中で足を骨折しました。

      鍛錬している方でも、ケガはつきものなので、普通の試合ではもっと危険なのは分かりますね。

      フルコンタクト空手の特徴を説明していきますね~

      強みな点
      • 重心が安定している

      • 技のコンビネーションが多彩

      • 常に攻撃しかけてスタミナが半端ない



      • 重心が安定している
        格闘技で重心が安定していないと転倒しやすいです。フルコンタクト空手では重心が安定していないと良い蹴りや良いパンチ攻撃はできないと指導されますので、倒れにくいです。

        技のコンビネーションが多彩
        パンチのワンツーいってからのローキック、ワンツーいってからのミドルキックや前蹴りやひざ蹴りなど多彩です。技のデパート言っても過言ではないです。(笑)
        常に攻撃しかけてスタミナが半端ない
        youtubeで見てもらえば分かりますが、常に攻撃しています。

        ノンコンタクト空手のようにピョンピョン跳ねないで攻撃をしかけるのでスタミナが半端ないです。

        県大会の試合に出場する中年の私でも試合前の自主練(稽古が終わったあと、残って1時間くらい練習する)では、スタミナ向上の練習のため2分×3ラウンドでパンチ・突きの連打を行います。

        空手の自主練のメニューについて興味のある方はこちらをどうぞ!
        空手の自主練習のメニューってどんなもの?最高峰に潜入レポ―ト

        弱点
          • 顔面への突き攻撃がない

          • パンチ(突き)のスピードがさほど早くない


          顔面への突き攻撃がない
          顔面への突き攻撃がないので、お腹と胸を突きで狙われますね。
          ⇒自然とお腹と胸の突き攻撃に対する耐性が出来上がってるので打たれ強いです。
          顔面への蹴りはOKなので、顔面ガードはしているのでディフェンス力も高いです。
          パンチ(突き)のスピードがさほど早くない
          ノンコンタクト空手と比べるとパンチの速さはさほど早くないです。
          ⇒その分腰を入れたパンチを打つので威力が半端ないですね。

            


          ノンコンタクト空手vsフルコンタクト空手!どっちが勝つ?


          最強というのはどちらが強いかということです。設定は道場でルールなしの場合とします。金的、目つぶしなしです。



          フルコンタクトの場合はノンコンタクトみたいに足をステップしながら攻撃しません。少しずつ前に出て間合いを詰めます。間合い詰めたところで、攻撃を行います。

          テレビでノンコンタクト選手の中段突きがすごく速いと言われていたのを思い出しました。確かに早いですが、威力はそんなに無さそうです。

          というのも、パンチの威力はスピードと腰に力が入るかどうかです。ノンコンタクトではパンチは早いですが、腰の位置が深くなりパワーはないです。

          フルコンタクトですが、腹叩き空手と揶揄されるくらい腹や胸などを叩き合います。なので圧倒的に打たれ強いです。

          フルコンタクトとノンコンタクトの闘いになれば、打たれ強いフルコンタクトの方が有利です。

          また、攻撃面でもフルコンタクトは常に攻撃するスタイル(極真空手がもっとも顕著)でスタミナが半端ないです。

          フルコンタクトの無尽蔵の攻撃にノンコンタクト空手はどうしようもなくなるでしょう。


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          フルコンタクト空手に軍配があがります!


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          フルコンタクト空手で主な流派は?


          フルコンタクト空手には多くの流派がありますが、大きくは4つに分けられます。

          極真会館、正道会館、芦原会館、士道館です。以下、それぞれの特徴と強さを書いていきますね。



          極真会館の特徴

          極真会館は大山総裁が亡くなられた後、後継者問題で分裂しました。
          ⇒分裂後10以上の大きな流派(新極真会・極真館・極真会館・極真会館宗家・・・)に分かれましたが総称して極真会館とさせていただきます。 

          特徴:顔面への突きの攻撃がない。
          ローキックをふんだんに使う。
          手数が多い。

          正道会館の特徴

          K-1(キックボクシング)のプロモーターで成功をおさめ一気にメジャーになりました。初代館長の石井和義氏が創設した団体ですが、もともとは芦原会館の支部長でした。

          特徴:顔面への突きの攻撃がない。
          構えが極真が半身に構えるのに対し、やや正面に構える。
          手数はやや少ないが、一本勝ち狙いが多い。

          芦原会館の特徴

          極真会館の支部長をしておられた芦原英幸氏が創設した団体です。
          極真時代の初期のころのメンバーでとてつもなく強かったです。

          特徴:サバキという、独自の攻撃スタイルを提唱している。
          ⇒相手の死角に入り、有利なポジションからの攻撃。非常に合理的である。

          士道館の特徴

          極真会館出身の添野義二氏が創設した空手団体です。
          キックボクシングや総合格闘技も組み入れた空手なの?という流派です。

          顔面攻撃あり。掴みあり(3秒OK)。投げ技や関節技に絞め技もあり。寝技(5秒)もありの一番なんでもありが特徴。


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          4派で勝負したらどこが勝つ?

          特にルールを決めなかった場合

          極真会館が強いと言いたいですが、ルール上なんでもありの士道館が有利です。
          掴まれた状態で、膝蹴りが一番効果的です。最後のとどめは倒れた相手に関節技で決まりですね。

          総合格闘技に近い士道館が実戦ではゆるぎないです。でも武道かどうかは分かりませんね。なんだって勝てばよいというスタンスです。

          その割には認知度が低いのが残念なところですね。

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          士道館に軍配があがります!


          JFKOルールの場合

          JFKOとは全日本フルコンタクト空手道選手権大会の意味です。ルール的には、金的なし、掴みなし、押しなし、顔面殴打なしなどで行われるルールです。JFKOには282のフルコンタクト流派団体が所属しています。

           

          実際にJFKOルールの試合は第5回まで行われてますが、新極真会がほとんど賞を独占しています。やっぱり極真が強いということが分かります。

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          極真会館に軍配があがります!







          まとめ


          いかがだったでしょうか?どこの流派が強いかと言えば、基本的には何でもありの総合格闘技のルールに近い士道館が有利です。

          ですが、空手というより総合格闘技ですね。あんまり空手とは認められない感じがします。

          一方、フルコンタクト流派団体が282団体も所属するJFKOルールでは、賞はほぼ新極真が総なめなので、極真会館が強いです。

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          極真会館が最強です!




          フルコンタクトでもノンコンタクトでも、空手は立ち技格闘技で最強です。

          そんな最強の空手、きっとあなたもお好きですね。ぜひこれからも空手を応援していってもらいたいし、できれば一緒にやっていきましょう!

          ですが、流派というよりは、強い人が強いので、流派は関係ないかもというのが、一般的答えですかね。


          尚、空手は喧嘩を推奨するものでは無いのでお間違えの無いようにお願いいたします。


          あくまで私見ですからご了承ください。


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