フルコンタクト空手

フルコン空手って痛い?ケガを避けて長く続ける為の5つの方法

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どうも初めまして!

フルコンタクト空手を約20年続けている、稽古しないと体がおかしくなっちゃう中年空手バカです。

皆さんご存知かと思いますが、フルコンタクト空手は直接打撃制といって、お互いに直接突きや蹴りを打ち合いするんですよね。

当たり前ですが痛いですし、苦しいですw

ただ、それも全部含めてホント楽しいんですよ!!

と言うことで今回はフルコンタクト空手についての魅力とケガを避けて長く続ける為の5つの方法を、20年戦士がご紹介させていただきます!

「興味はあるけど、できるかな、、。」

なんて考えている方がいましたら、この記事を参考にしていただけましたら幸いです。

是非、最後までご覧ください!


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それでは、はじめますね~

フルコンタクト空手についての魅力とケガを避けて長く続ける為の5つの方法


  1. 目的を明確にしよう

  2. 柔軟体操は念入りに

  3. 無茶しないこと

  4. 打撲や捻挫の正しい処置とは

  5. 筋力アップで、しっかりと体を作ろう



詳細をお話ししますね。

1.まずは目的を明確にしよう


空手を始めるにあたり、目的は人それぞれ違いますよね。

例えば、

・強くなりたい!

・己の心身を鍛えたい!

・何か一つ打ち込めるものが欲かった!

・武道に憧れがある!

・黒帯になりたい!


上記以外にも色々あると思います。

ちなみに私は、カッコイイ上段回し蹴りを蹴りたい!と言うのが空手を始めたきっかけです。

なんかスミマセンw

ともかく、目的が明確になれば次にそれを達成する為に何が必要なのかがとても大切ですよね。

それは、とにかく継続すること!

フルコンタクト空手は相手と対峙して、直接打ち合うのでつい我を忘れてムキになってしまうとケガをしてしまうリスクが高くなります。

ケガをするような稽古を強制してくるような道場はまずありませんが、自分がつい無理をすることで、負ってしまうケガは自分にしか防ぐことができません。

とくに始めたばかりで、技術がしっかりと身に付く前は注意が必要です。

と言うことで、ケガをしてしまっては稽古ができなくなってしまいますよね。

どのような目的があったとしても、それを達成する為には、体力と技術をコツコツと身に付ける必要があります。

目的を持ちケガを避けて、長く空手を続けて行きましょう!


2.柔軟体操は念入りに


稽古を始める前に道場では必ず柔軟体操を行います。

ただ、それだけでは実際は不十分で普段からしっかりと柔軟体操をしておきましょう!

理由は、

・体が柔らかいと、攻撃のバリエーションが増える。

・打撃にしなやかさと、伸びが出て威力が上がる。

・大きなケガをしにくくなる。


などが挙げられます。

  

稽古中や試合中は瞬発的な動きを多く行いますので、体が硬いと筋を痛めたり、それに連動して関節を捻ったりするリスクが高くなります。

私は基本の稽古で、前蹴上げという相手のアゴを蹴り上げる技を反復している最中に、ぎっくり腰になりそのまま動けなくなった経験がありますw

皆さんはくれぐれも気をつけて下さいね!

とくに下半身の柔軟体操は大切ですので、おすすめをいくつか紹介します。

・長座の姿勢で上体を前に倒す。

・そのまま開脚して上体を左右に倒す。

・そして上体を前に倒す。

・正座から両足を左右にずらして(女性座り)上体を後ろに倒す。

・股割


コツは毎日少しづつ続けることです。

柔軟は、お風呂で体を温めた後の習慣にすることを勧めします!

イチ、ニッ、サンッ!とリズムや勢いをつけずに、ゆっくり息を吐きながらジワ〜っと筋を伸ばしていって下さいね。

  


3.無茶しないこと


先ほども書きましたが、ケガをして、稽古が出来なくなってしまっては本末転倒ですよね。

ここでは大きなケガを避ける為の具体的な行動をお伝えします。


・痛めている箇所があったら事前に申告しましょう。

・稽古中に痛めてしまったらその場で申告しましょう。


稽古を始める前に痛い箇所があったら、必ず指導員に申告して下さい。

そうすれば、的確な稽古方法を指導していただけます。

実は難しいのは、稽古中に痛めてしまった場合なんですよね。

スパーリング中に「あっ!やったかな。」と思っても、アドレナリンが出ていて、大丈夫だと思ってしまったり、稽古の流れを止めてしまうことに気が引けて無理してしまうんです。

相手に負けたような気がして我慢してしまう。

なんてことはよくありますw

私の場合は、負けた様な気がして我慢するどころか、カチンときて、痛めた足で自分から蹴りに行ってひどくするなんてこともありました・・。

今考えれば稽古中にそんなことして、何の意味もなかったと反省しています。

まさに目的を見失った典型的な例ですね・・。

若かったな・・w

皆さん、ここは本当に注意して下さいね。

本来なら4〜5日で完治するようなケガも、無茶をしたばっかりに、一ヶ月もかかってしまったなんてことが
本当にありますから。

そんなことになれば、良い稽古が出来ず目的から遠のいてしまうことになります。

痛めてしまったら必ずその場で申告しましょう!


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4.打撲や捻挫の正しい処置とは


自分で十分に気をつけていても、フルコンタクト空手をやる以上は、やはり多少の打撲や捻挫は避けることが出来ません。

避けられないんかいっw と、突っ込まれそうですがやはり直接打ち合う訳ですからね・・。

そりゃあ多少は避けられませんよw

そこが楽しいところじゃないですか!

ただ、喧嘩ではないので相手への思いやりや、節度をもって稽古をするところが、武道の魅力です。

大切なことは、痛めてしまった時にすぐに適切な処置を行い、ケガの度合いを最小限に抑えることです。

では、痛めてしまった時の対処法をご紹介しますね。


・とにかく動かさずに安静にする。

・すぐにアイシングをして冷やす。

・1〜2日間は浴槽に浸からずに、シャワーで済ませる。

・2日間は冷湿布、その後は温湿布を貼る。


ありきたりの処置だと思えるかもしれませんが、その効果をバカにすることなかれ!

上記のことをしっかりと行なった場合と、行わなかった場合では完治までの期間が全然違います。

詳しく説明しますね。

例えば、足首を捻挫してしまった場合は、横になり足を胴体より高い位置に固定して、痛めた箇所をアイシングします。

アイシング専用の氷のうがあれば良いですが、なくてもコンビニで売っている袋入りの氷で十分です。

その場合は、タオルを巻いて使用しましょう。

10分冷やす、5分休む、10分冷やす。これが1セットです。

その後、冷湿布を貼り安静にしましょう。

帰ってからも、合間を見つけてアイシングを行うと更に効果的です。

痛めた箇所は筋繊維や関節が炎症を起こしていますから、とにかく冷やすことが大切です。

入浴時に浴槽に浸かることも避けましょう。

ただし、アイシングしたまま寝ることは避けてください。

冷やしすぎは凍傷や悪化のあそれがあるので禁物です!


そして、2日間冷やしたら今度は温湿布に替えましょう。

炎症がおさまったら血行を良くして治りを促進します。

空手に限らず日常でケガをした場合にも適応できますから、是非覚えておいてくださいね。

これはあくまでも、軽度の打撲や捻挫の対処法ですので、万が一大きなケガをしてしまったら、すぐに病院へ行きましょう。

普段から氷や湿布を用意しておくと、いざという時にわざわざ足を引きずって買いに行く必要がありませんね。


5.筋力アップで、しっかり体を作ろう


これも基本中の基本ですね。

筋力トレーニングは柔軟体操同様に、稽古中だけではなく日常的に行いましょう。

・まずはすべての動作の原動力になる下半身の筋力

・バランスやスタミナに関わる腹筋・背筋の筋力

・攻撃力や耐久力に必要な胸筋・上腕の筋力


はじめに意識すると良いことは、

どんな打撃にも耐えられる鋼の肉体を手に入れる!

ことではなくて・・、

自分が打撃を打つ際、バランスを崩すことのない様に、しっかりとした下半身の筋力、腹筋、背筋など
姿勢をしっかりと保てる様になること意識して、バランス良く鍛えましょう!

あとは、腕立て伏せで胸筋を鍛えて、ある程度の打撃から身を守れる程度の耐久力を身につけます。

腕立て伏せといえば、拳を握った状態で行う拳立てもオススメです。

はじめは拳を鍛えるというよりは、手首を鍛えることを意識してください。

理由は、突きを打った際に手首がまっすぐ固定されていないと威力が半減し、捻挫のリスクも高くなります。

拳立てを行う際は、畳の部屋か、拳の下に座布団などのクッションを敷くのがオススメです。

あくまで筋力トレーニングは、補助的に捉えると良いでしょう。

大切なことはしっかりとした空手の技術を身に付けることです。

私は空手を始めたばかりの頃、筋トレすれば強くなる様な気分になっていてガンガン拳立てをやっていました。

結果、肩の筋を痛めてしまい1年間くらい痛みの再発を繰り返した苦い経験があります。

まったく、何の為に鍛えていたんだか・・。

若かったな・・w(2回目)

筋力に頼りすぎると、技術を疎かにしがちになります。

空手が上達する為に、どこの筋力が必要なのかを自分の頭の中で結びつけて、コツコツと日々鍛えていきましょう。

地道に丈夫でしなやかな体を作っていってくださいね。

くれぐれも目的が筋トレにならない様に注意してくださいね。






まとめ


いかがでしたか?

フルコンタクト空手の魅力は、自分が以前に比べて成長していると実感できることです。

はじめは基本稽古でへばっていたけど、最後まで集中して稽古できる様になった。

とか、とても歯が立たなかった相手と対峙しても怖くなくなった。

など、些細な成長を実感することで自信がつき、続けていくモチベーションになります。

継続こそ理想の「強い自分」への近道です。

そして、一緒にキツイ稽古に励んでいる仲間ができることは、あなたの人生において、かけがえのない宝物になることでしょう。

あなたも充実のフルコンタクト空手ライフを始めませんか?

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


押忍!


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