フルコンタクト空手

フルコン空手のヴァレリーキック(下段踵蹴り)の5つのコツを解説

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どうも、壮年空手バカです。

空手の審査日までにコロナが落ち着いていてくれと願う今日この頃です。

フルコン空手と言えば、いろんな蹴り技があるのが、特徴の一つです。

ローキック・ミドルキック・ハイキックや膝蹴りや華麗な技である、後ろ蹴りや後ろ回し蹴りやカカト落としなどたくさんあります。

カカト落としが流行ったころは、皆、技を練習していましたが、今、大注目の蹴り技があります。

その名も、ヴァレリーキック(下段踵蹴り)です。

今回は、この技のポイントを解説していきたいと思います。

追記になりますが、上級者の方は、知っている内容ですので、シニアの方やフルコン空手を習い始めた方で試合で使ってみたいという方が対象になっておりますので、ご了承ください。


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最初に、ヴァレリーキック(下段踵蹴り)の概要をお話いたしますね。

ヴァレリー・ディミトロフ選手:現全世界空手道連盟新極真会ブルガリア支部長が広めた技で「ヴァレリー キック」と称される下段の蹴りで、カカトで相手の太ももを狙う技です。

  


それでは、お話していきますね。

ヴァレリーキック(下段踵蹴り)の5つのポイント


  1. 相手との間合いが重要
  2. 力まない
  3. 奥足の太ももを狙って落とす
  4. スパーリングで実践
  5. いろんなバリエーションのヴァレリーキック


1.相手との間合いが重要


間合いですが、接近戦での攻防時に有効です。

下記の動画を参考にしてほしいのですが、相手に対して、真っすぐ対峙するのではなくて、体を少し開いて、自分からみて、右側によります。

それと、相手がオーソドックスの構え(前足が左足、後ろ足が右足)と仮定した場合、相手の奥足ですから、右足を狙います。

ですので、必然的に、自分の蹴り足は左足になりますね。



ヴァレリー選手の動画でヴァレリーキックをしているのは、右足で蹴る場面が多いですが、ヴァレリー選手だから?できるのかなと思う部分ではあります。

まずは、基本は、奥足狙いでいってみてください。


2.力まない


力むとロクなことが無いですよね。

このヴァレリーキック(下段踵蹴り)は、軽くで良いのです。

力んで思いっきりカカトを当てるのではなくて、振り上げた腿から降ろすというイメージでOK。

下記の動画の福地勇人選手の動画が分かりやすいですので、参考にどうぞ!

  


3.奥足の太ももを狙って落とす


なぜ奥足を狙うのか?

なぜなら、奥足に体重が乗っているので、カカトで蹴ったときのダメージが前足より大きいからです。

全日本大会に常連として出場している方から聞いた話ですので、説得力がありますね。

実際、奥足の方が効きますよ。

難点は、蹴る時は、サウスポーの構えになりますので、慣れていたい方は難しいかもです。

また、カカトを落とすのであって、引くのではないので、間違えないようにしてくださいね。


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4.スパーリングで実践


家や道場にサンドバックがあれば、最初にサンドバッグ練習をして、感覚を掴んでみてください。

無い方は、スパーリングで、実際に対人で実践です。

スカッたりして、空振りしたり、思うように太ももに当たらないと思います。

ここでは、課題を見つけて、改善する機会ですので、精度が上がるように少しずつ克服していってくださいね。

私の場合ですが、空振りはするし、太ももには当たらないし、カカトを落とした後に、カウンターで左足のローキックはもらうし、散々です。

ですが、やっているうちに、少しずつ進歩していくハズと思って頑張っていきましょう!

上級者のスパーリングをみていると、ヴァレリーキック(下段踵蹴り)を打った後の、フォロー(コンビネーションの繋ぎ)が素晴らしいことに気づかされます。

コンビネーションが(ヴァレリーキックの後の繋ぎの攻撃)が無いと、続かないですし、逆に相手に反撃されますから、必要なので、そこまで考えないと試合では使えないですし、勝てないですよね。

ということで、次にご紹介するのは、いろんなバリエーションのあるヴァレリーキックです。


5.いろんなバリエーションのヴァレリーキック


ヴァレリー選手の解説動画です。いろんなバリエーションがありますね。

  
  



極真空手世界チャンピオンの森善十朗さんの動画です。
いろんなパターンのかかと蹴りを紹介しております。

  

ちょっと難しいですね。

半身になって、横蹴り的に行うパターンをこの間、スパーリングで試しましたが、笑われました。

いずれにしても、飽きるほど練習しないと、実戦では使えませんので、稽古あるのみです。


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まとめ


いかがだったでしょうか?

ヴァレリーキック(下段踵蹴り)の5つのコツは、まず間合いを大事にすること⇒力まない⇒奥足を狙う⇒スパーリングで実践⇒余裕があれば、いろんなバリエーションを試す。です。

自分の物にするには、練習を何回もして、課題を見つけて克服するしかありませんんどえ、頑張っていきましょう!

押忍

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