数か月前に、空手の試合がありました。
結果は2回戦負けで悔しい思いでがっかり・・残念です。反省会と称して稽古後に、先輩にスマホで撮ってもらった自分のビデオを見るとびっくり!
全然、自分が思っていたよりは、突き(パンチ)が弱いんです!
これでは、試合に勝てません。
突き(パンチ)をしてから、相手の上体を崩して、蹴りに入るのが普通なので、突きがきちんとできなければ、試合で負けてしまいますね。
それで、すがる思いで私の指導員の方に訊いて、突きの威力が増す有効な法則をご紹介いたします。
それでは、説明していきますね。
突きの威力が上がる3つの法則
- 基本稽古でパンチ力が上がるための秘訣
- 自主練でやるべきこととは
- 常に意識することとは
3つの法則をそれぞれ詳細をご紹介いたします。
基本稽古でパンチ力が上がるための秘訣
基本稽古で、昔は、ただやみくもに上段突き・中断突きなどをやってました。
実は指導員の方が言うのには、突くときのインパクト時、100%の力を出すことが重要なんだそうです。
拳をにぎったままで、突きをだすのではなくて、突きを出し切るときに握力を使い拳を握る状態、0%⇒100%のイメージです。
メリハリをつけて、インパクト時に拳をにぎる!
常に100%の力では持ちません。メリハリこれが大事なんです。
自主練でやるべきこととは
自主練では、正しいフォームでの突きの練習をしましょう!
自然体でミット打ちを行います。正しいフォームでの打ち込みですが、
ポイント①:肩に力を入れないこと!
ポイント②:ミットに当てた後、素早く手を引くこと!
ポイント②:ミットに当てた後、素早く手を引くこと!
この二つが大事です。
正しいフォームを身に付けるには⇒肩に力を入れない&当たった瞬間にすばやく手を引くこと。
以下の動画は、新極真会の山田先生のビギナーテクニックです!
自主練については、世界レベルの自主練を体験した記事があるので興味のある方はどうぞ!
空手の自主練習のメニューってどんなもの?最高峰に潜入レポ―ト
常に意識することとは
パンチ(突き)を出した後、出した手は素早く引くことです。
タオルをムチに例えて、タオル(ムチ)が当たった瞬間、引くと威力があるというか痛いですよね。
その要領で、当てたら素早く引き戻すことが重要です。
私の場合ですが、指導員の先輩に注意されるのは、パンチ(突き)が押しているんだそうです。
試合で相手を押すと『注意』を取られます。
押さないようにするには、当てたら戻すの繰り返ししかないそうです。
家でできる練習とは
自宅でできる練習は、いわゆるシャドーです。
ボクサーがやっているシャドーボクシングの要領で、仮想の相手をイメージして、2分×3回を3セットやるのが理想的です。
3回やるのであれば、仮想の相手のイメージは、1回目Aさん:170cmでがっちりタイプ、2回目Bさん:180cmでノッポさんタイプ、3回目Cさん:自分と同じくらいの相手などと具体的にイメージするのが理想的です。
そのとき、意識することは、やはり叩いた後の手と引く動作を忘れない事とスピード重視ではなく正しいフォーム重視で行うことがよいのではないでしょうか。
筋トレも効果的ですね。指導員の先生に『○○さん、もっと筋肉つけなきゃだめですよ!』と言われたことがあります。ですから、筋トレは大事です。
筋トレの記事がありますので、興味のある方はどうぞ!
空手で必要な筋トレとはどんな種類?中年空手家のメニューを紹介
私がやり始めて1か月後の効果は?
上記の3つのことをやり始めて1ヶ月くらいした結果ですが、前よりはパンチのキレが出ているように思います。
①基本稽古や移動稽古での突きの練習で以前よりは、多少メリハリがついたパンチが繰り出せるようになりました。
②正しいフォームでのミット打ちを行うことにより、正しいフォームがじわじわと身についた感はあります。
③常に意識することにより、少しずつですが、引く動作が以前よりでてきいる気がしています。
すぐには効果は出ませんが、1年くらいをメドに良い突きができるように稽古します。
まとめ
いかがだったでしょうか?空手をやり始めたころの時期って、突き方が上手くないと思うんです。
試合とかスパーリングでも動画を取ってもらってから、一度先輩に確認してもらって、改善策を考えた方がよさそうです!
私もマダマダなので、皆様もこれから頑張ろうと思われている方は、稽古して上手くなるように頑張っていきましょう!
押忍!