空手で柔軟性が必要なのは皆さん、よく知っていることですよね。
私も若いころはまだしも、アラフォーなので、体がメチャメチャ硬いです。
少年部の子供は、すぐ柔らかくなるんですよ。ホントに羨ましいですね。
ですから、体が硬い私も、日々柔軟性を高めようとストレッチをしております。
今回は、中年の方が柔軟性を高めるためのストレッチ法をご紹介したいと思います。
最初に柔軟性の必要性を簡単に説明しますね。ここを押さえておかないと何のためにストレッチするのか分からなくなりますからね。
空手にとっての柔軟性の必要性とは
- ケガをしにくい
- 上段への蹴りができる
それでは説明していきますね~
ケガをしにくい
『体が硬いとケガしやすい。』とよく言われますよね。私もよく言われます。(笑)
実際に空手の稽古があった日の夜に多いのですが、肉離れや筋肉痛がヒドイです。
歳のせいかもしれませんが、体が復活するのに、3日はかかります。(私の場合)
実際に体が硬いので、(特に股関節周辺)可動域が狭いから無理な体勢だときつくて、筋肉痛を起こすという悪循環です。
ですから、体は柔軟性がある方が良いです!
上段への蹴りができる
柔軟性があると、股関節周辺の可動域も広がっているので足も上がります。
基本稽古の『前蹴上げ』で自分の耳くらいまで上がれば言うことないですね。
そうしたら、フルコンタクト空手の足技は、踵落とし、上段への前蹴り、上段膝蹴り、上段回し蹴り、後ろ上段回し蹴りなど多彩な技が使えるようになります。
そうしたら、もっと空手が楽しくなるはずですね。
フルコンタクト空手の足技についての記事がありますので興味のある方はどうぞ!
空手の蹴りの種類はどのくらい?フルコンタクトの場合を紹介
次にそれでは、柔軟性が高められるストレッチの方法を説明いたしますね。
柔軟性が上がるストレッチ方法
- 風呂上がりにストレッチをする
- ストレッチ器具を使う
- 寝ながらのストレッチ
- 毎日ストレッチする
風呂上がりにストレッチをする
なんとなくお分かりかと思うのですが、お風呂上りは体が柔らかい状態になっています。
ですから、柔らかい状態のまま、ストレッチするのが効果的です。
また、筋肉が良く伸びる気がします。
実際、お風呂上りとそうでない時のストレッチは、体の伸びに差があります。
ですから、ストレッチはお風呂上りにやりましょう!
ストレッチ器具を使う
テレビやyoutubeなどで、家の部屋のドアで柔軟するとかありますが、器具を購入して、しっかり自分を追い込んでストレッチした方が早いです。
私が愛用している、ストレッチ器具です。足がちょっと痛くなるのですが、優れものです。中央のバーを引けば引くほど、股が割けそうな感覚です。
道場の稽古では、柔軟の時に、股割りを必ず行います。この股割りができる状態(足がほぼ180度開脚できて、顎がつく状態)を目指します。
ですから、家でのストレッチも股割りを重点的に行います。
畳の上で、尚且つ、ヨガマットを引いてやっています。3本のバーのつなぎ目の部分が、畳を傷つけるので、その下にタオルケットなどをひくとキズがつかないので、グッドです。
余談ですが、我が家では室内犬を飼っているのですが、このストレッチをやりはじめるとどこからかやってきて、犬用のおもちゃを持ってきて、『遊んでくれ!』とせがんできます。私がストレッチするのが遊んでいるのと勘違いしているんでしょうね。
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寝ながらのストレッチ
おすすめの動画を発見しました。この動画通りにやってみましょう!
回数:各10回行います。
ポイント①:右足を動かします。左手を足首、左手を膝、左手を腰に当てながら行います。
ポイント②:左足を動かします。右手を足首、右手を膝、右手を腰に当てながら行います。
ポイント③:右足首を左の膝にかけます。右手を足首、右手を膝、右手を腰に当てながら行います。
ポイント④:左足首を右の膝にかけます。左手を足首、左手を膝、左手を腰に当てながら行います。
ポイント⑤:右足首を左の膝にかけます。両膝を曲げながら回します。
ポイント⑥:左足首を右の膝にかけます。両膝を曲げながら回します。
ポイント⑦:右足首を左の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら回します。
ポイント⑧:左足首を右の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら回します。
ポイント⑨:右足首を左の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら外回します。
ポイント⑩:左足首を右の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら外回します。
ポイント⑪:右足首を左の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら内回します。
ポイント⑫:左足首を右の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら内回します。
ポイント⑪:右足首を左の膝にかけます。下の膝を伸ばしたまま、内回します。
ポイント⑫:左足首を右の膝にかけます。下の膝を伸ばしたまま、内回します。
ポイント⑬:右足首を左の膝にかけます。下の膝を伸ばしたまま、外回します。
ポイント⑭:左足首を右の膝にかけます。下の膝を伸ばしたまま、外回します。
ポイント⑮:足をクロスして、外回します。
ポイント⑯:足をクロスして、内回します。
ポイント⑮:手足を逆にします。足をクロスして、外回します。
ポイント⑯:手足を逆にします。足をクロスして、内回します。
ポイント①:右足を動かします。左手を足首、左手を膝、左手を腰に当てながら行います。
ポイント②:左足を動かします。右手を足首、右手を膝、右手を腰に当てながら行います。
ポイント③:右足首を左の膝にかけます。右手を足首、右手を膝、右手を腰に当てながら行います。
ポイント④:左足首を右の膝にかけます。左手を足首、左手を膝、左手を腰に当てながら行います。
ポイント⑤:右足首を左の膝にかけます。両膝を曲げながら回します。
ポイント⑥:左足首を右の膝にかけます。両膝を曲げながら回します。
ポイント⑦:右足首を左の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら回します。
ポイント⑧:左足首を右の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら回します。
ポイント⑨:右足首を左の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら外回します。
ポイント⑩:左足首を右の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら外回します。
ポイント⑪:右足首を左の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら内回します。
ポイント⑫:左足首を右の膝にかけます。下の膝を曲げ伸ばししながら内回します。
ポイント⑪:右足首を左の膝にかけます。下の膝を伸ばしたまま、内回します。
ポイント⑫:左足首を右の膝にかけます。下の膝を伸ばしたまま、内回します。
ポイント⑬:右足首を左の膝にかけます。下の膝を伸ばしたまま、外回します。
ポイント⑭:左足首を右の膝にかけます。下の膝を伸ばしたまま、外回します。
ポイント⑮:足をクロスして、外回します。
ポイント⑯:足をクロスして、内回します。
ポイント⑮:手足を逆にします。足をクロスして、外回します。
ポイント⑯:手足を逆にします。足をクロスして、内回します。
このストレッチをやると、腹筋も鍛えられますね。是非頑張ってみてください。
毎日ストレッチする
この毎日するというのが難しいのですが、時々だと効果が出ないというより、せっかくこの間まで柔らかかったのに、元に戻ってるっていう感覚です。
毎日しないとせっかくやってきたストレッチの効果が元に戻ってしまいますので、台無しです。
ですから毎日ストレッチを行いましょう。
飲み会から帰ってきてから、風呂に入ってからとか、空手の稽古で疲れたときなどしんどいですよね。
でも、ここが大事なんです。(自分にもいい聞かせています)継続することが大事なんです。
特に、柔軟はすぐには、効果が出ないので地道に継続してストレッチするしかないです。明日からではなく、『毎日』をキーワードで頑張って行きましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?空手で使える柔軟性を得るためには、なかなか1ヶ月くらいでは効果は出ないと思います。
ですから、地道に、毎日、風呂上りに、ストレッチ器具を使ったりして、最後に寝ながらのストレッチをする。というのが効果的です。
空手を上手くなりたいのであれば、柔軟性は必要です。
ですから毎日はしんどいですけど、頑張ってストレッチしましょう!
押忍!